私が出会った魚の図鑑です。
Posted by まっち - 2011.02.02,Wed
生息地は九州北西部ですが,生息している環境はかなり局所的です。数十匹単位の大きな群れは全く見ることができないので,数も少ないものと思われます。他のタビラ種は,実物を見たことがないので良く分からないのですが,オスの婚姻色が背鰭は赤が強く,尻鰭は白が強く出て,紅白に染まるところが特徴的です。また,深場の個体などを中心に全体的に黒みがかった個体も見られます。釣りの対象魚としては,たなごとしては大型種になるので,釣れると引きもそれなりに楽しめます。また,音に敏感なところがあり,この魚を釣っている時に話しかけられると,誠に申し訳ないですが,相手に対して無愛想になってしまい,無視してしまうことも多くなります(爆)。県内■湖G場所産2010.4.8
私の家の近くの湖は代表的な生息地ですが,どうも放流されたものらしく,元々生息していたかどうかは怪しいです。確かに,釣れる場所は,湖か湖とつながりのある水路のみで,生息地の南限とされている川では姿を見たことがありません。県内■湖E場所産2008.8.15
産卵管+腹パンパンですが,追星+婚姻色が出ている性別判定不能の個体です。黒鯛などは大型化すると性転換をするようですが,どうなんでしょうか?県内■湖E場所産2005.8.21
10㎝over個体です。ここは水質が悪く,水深も深いところで,相当なヘドロが溜まっていると思われます。近くに良い水路があり,そこには石貝などがゴロゴロいましたが,3面護岸工事で壊滅し,それに伴い年々たなごは減ってきていますが,未だに少数ですが釣れはしているので,毎年様子を見に来る,思い入れが深い場所でもあります。貝は少なく,産卵に適した場所ではないため,色は今一つの個体ばかりですが,状態は良く,恰幅の良い個体ばかりなので,餌は多いところのようです。県内▲川水系1号水路B場所産2009.5.2
冬仕様の湖産せぼっちです。黒を基調としながらも,ほっぺた付近のパープルが,地味ながらも自己主張しているかのようです。県内■湖E場所産2010.1.18
11cmoverの弩級せぼっちです。あと1ヶ月程後に釣れていれば,物凄い色をしていたに違いありません。県内■湖G場所産2010.3.1
かなり暑い日に釣り上げた個体です。8月ですが,湧水の影響で水温が低いので,婚姻色全開の個体でした。県内■湖O場所産2010.8.1
古い写真が多いようですので,最近のものを貼ります。中九州でも場所によりますが,婚姻色は春先から水温次第では9月頃まで十分楽しめると思います。県内【等差数列】産2016.4.30
2020年2月10日に種の保存法の指定魚種になり,新たに捕獲・採集・譲渡・販売が禁止となりました。罰則規定もかなり重いものになっております。これにより,私も二度と釣ることが出来なくなりました。しかし,生息地の保護等はまともにされているとは言い難い状況で,生息地で普通に釣りをしたり,採集している人を見かけます。県内■湖A場所産2020.2.03
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