忍者ブログ
私が出会った魚の図鑑です。
Posted by - 2025.07.19,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by まっち - 2014.05.11,Sun




本来の生息地は,琵琶湖周辺部です。九州はもちろん,中九州にも移入していると言う文献は無いのですが,実際に中九州で釣れてしまいました。中九州的にも,とても残念な魚です。この魚が生息する場所は,護岸工事がされており,とてもたなごの繁殖に適している環境ではありません。水質も良いとは言えませんし,まともに生息している場所は100m足らずの狭いエリアです。しかし,生息しているたなごの魚影は,全く自然環境に配慮しているとは言えないのですが,偶々たなご的には理想的な環境となってしまった為,魚影が多く,生息しているたなごは,何故かセボシタビラばかりというあり得ない環境です。セボシタビラを中心として,貴重の魚を守られなければならないという善意の放流によって保たれている場所であることに疑いの余地はありません。そういう場所なので,徐々にですが,この場所で採集する人の姿も多くなってきました。放流量<採集量となれば,その内にこの場所から,たなごはいなくなるでしょう。しかしそれが,自然を守ると言う意味ではもっともなことかもしれません。【等差数列】産2012.10.14
PR
Posted by まっち - 2011.05.08,Sun
R0011608.JPG


本来の生息域は琵琶湖水系です。原産地ではかなり減少しているために,現在では絶滅危惧種1Aに指定されていますが,鮎の放流に交じり移入魚として定着したところも多く,中国・四国・九州地方に生息地があります。名前の由来になっている眉毛のような,青紫の太い体側条帯が尾鰭付近から,ほっぺたの所まで体を縦断します。ヒゲは視認できず,頭が小さいのも,他の種と見分ける特徴になります。婚姻色は体の外縁部から桃色に色付き見事に染まります。県内■湖L場所産2010.7.6




itimonnji20050830.JPG


私の地元の近くの湖やその周辺部の水路では大繁殖しています。私がたなご釣りを始めた頃は,釣れるたなごはイチモンジ君ばかりで非常に特異な環境となっていました。しかし,最近は湖においても,そこまで気にならない程度になってきました。私が意図的にイチモンジ君がいるポイントを避けているのもありますが,偶にイチモンジ君が多いポイントに行っても,少ないようなので,減っているのかもしれません。かといって,周辺部の水路では,呆れるくらい釣れてしまうので,全く近付くことも無かったりするのですが・・・県内■湖E場所産2005.8.30




DSCF4712.JPG



個人的に他の魚との大きな違いは,今まで釣れなかったところで釣れたりすると,がっかりして溜息が出てしまう魚であるとこです。(爆)。写真の個体は,某雑誌で晒されているところの個体で,とうとう移入してきたみたいな記事が載っていましたが,実はもっと前から定着していたりします(爆)。全国的に鮎の放流もしているので,意外なところで定着しているかもしれません。県内◎川水系1号水路産2008.5.18
Posted by まっち - 2011.05.04,Wed

H20060331.JPG



生息域は西日本です。体色は他のタナゴと比べると地味ですが,オスの漆黒の婚姻色は個人的には大好きです。性格はとても積極的で,エサにも猛然とアタックしてきます。どちらかというと,小型のタナゴに分類させるのですが,カゼトゲやバラタナゴと比べると,エサも引きちぎって行くのでアタリも取りやすく,とても釣り易いです。タナゴ釣りの入門に最適だと思います。県内α川水系β川産2006.3.31

bote060505.JPG



生息地により,婚姻色にも違いがあるようで,九州産の個体は黒系の色が弱く,オリーブ色が強く出るようです。大型の個体でも8cm前後といったところです。県内α川水系β川産2006.5.05

H20090408.JPG


地元の個体は中々真っ黒までならず,暗いオリーブ色が強く出るまでのところですが,この個体は黒色が良く出ています。これも環境の良さだと思います。また上から見ると,口元の追星が明瞭で,口元だけ真っ白ですぐにアブラボテだと判別できます。F県甲川水系乙川D場所産2009.4.19
 
Posted by まっち - 2011.04.24,Sun
H20090511a.JPG


タイリクバラタナゴとニッポンバラタナゴとの混血化が問題になっています。見た目で見分けることが不可能なようなので,バラタナゴという形で表していますが,そこにニッポンバラタナゴであるという期待は全く込めておりませんので,ご了承ください(謎)。婚姻色は,誠に素晴らしく,自然のものとは思えず,人工的な感じさえします。私的には,たなごの中では,最も,鮮やかで美しい魚だと思います。県内◇川水系N川1号水路A場所2009.5.11



DSCF1768.JPG  


混血化が問題になっていますが,見た目では判断できないので,私はあまり気にしておりません。個人的には,オスの婚姻色に関してはたなごの中では一番美しい魚だと思っております。なお,この個体が釣れた場所は以前はバラが多かったのですが,今は完全に消滅しました。原因は色々あると思いますが,以前はここにバラ釣り狙いで来ていたのに,今はオヤニラミ狙いで来ているので,それが最大の理由だと思われます(謎)。県内※池B場所産2006.7.9

DSCF4553.JPG


混血した個体はわからないと言いながら,タイバラの方は,成魚であれば判別可能です。やはり綺麗です。とても狭い場所ですが,素掘りの良い水路です。頻繁に水を抜かれることが多いのですが,上流から流れてくると思われます。県内T川水系C場所産2008.4.30


20101129_1414390.jpg

立派なタイリクバラタナゴです。体高があるので,体長の割には重く,お座布団な個体は良い感じです。県外F県甲川水系乙川B場所産2009.4.19
Posted by まっち - 2011.02.08,Tue
HDSCF5660.JPG


本来の生息地は,西日本のようですが,移入により関東地方にも定着しているところが多いそうです。中九州では在来種のようですが,移入物のカネヒラの方が多いかもしれません。図鑑などによると,体長は最大で15cmくらいになるようですが,流石にそこまでの個体はお目にかかることはありません。成長も早く,1年で10cm弱に成長し,秋の産卵で,死んでしまう魚も多いようなので,チビカネが釣れる直前の梅雨に入るか入らないぐらいの時期は,二年物の大型個体が狙えるのですが,数が少ないので,空振りにここ数年終わっています。婚姻色の美しさは言うまでもありませんが,個人的には,桃色に染まった背鰭を立てている様子が大好きです。◎川水系1号水路G場所産.2009.1.1
Posted by まっち - 2011.02.07,Mon
HDSCF4685.JPG



セボシタビラと同様,九州北西部のみに生息するタナゴです。透明度が高く,流れが緩やかな水路などに生息していますが,意外にも,止水域で,濁りがあるような場所でも釣れることがあるので,そこに貝があれば水質はあまり関係ないのかもしれません。遊泳力はあまりないので,流れが速い場所では,エサに追いつくことができなかったり,トンボ仕掛けで試してみても,水流に流されないように懸命に泳いでいてエサどころでは無かったりして釣れずに,逆に,流れの無い浅瀬の個体は,浅すぎて釣りにならないので(網師の方々には好都合かもしれません),水路の水が増水する農繁期は釣り辛い印象があります。太いスカイブルーの体側条帯,腹側のシャープすぎるブラック,出血したのかと見間違うほどの口元など,オスの最盛期の婚姻色は魅力に満ち溢れています。写真の個体は誠に不覚ながら網でGETしてしまった個体です。岸際で飼育しているオヤニラミのエサ用のヌマエビを採集していたら網に入っていました。この場所は,新幹線開通によるインフラ整備で消える可能性が濃厚な場所です。自分への戒めとして,そして,必ずやこの場所で釣ることを2011年の目標として行きたいと思います。α川水系β川A場所産2008.5.11

DSCF6063.JPG

かなり小型のたなごですが,アタリも大きく横に走ってくれることが多いので,薔薇とは比べ物にならないくらい釣るのは簡単です。しかし,数が少ないのと,もっと強い魚がいるとエサとりで負けてしまうので,釣れはしますが,数を伸ばすのは難しい事が多いです。◎川水系1号水路B場所産2009.3.31

20101129_1414392.jpg

数的にも大きさ的にも弱者なので,意外に驚くほどの浅場にいることも多い魚でもあります。よく砂地状の緩やかな流れの中に,小さい群れを作っていたり,浅瀬の藻場の中に潜んでいたりすることもあります。写真の個体も,アブラボテやヤリタナゴが多い場所で,何か小さいながらもウロウロしている魚がいると思い,激浅の砂地を叩いてみたところ,釣れた個体です。冬場なども深場よりも,意外に浅場にいることがあります。県外甲川水系乙川産2009.4.19

DSCF1246.JPG


生息しているところはそれなりの数がいるので,すぐに絶滅してしまうことはないと思うのですが,中九州でも生息地は減少しつつあります。写真の個体は,中九州でもかなり都市化が進んだ場所の個体で,地元でも汚いことで有名な河川で釣れた個体です。偶々竿出ししたところで,意外な釣果でした。体の艶が無いのと大きさからかなりの老齢個体だと思います。この場所は何度か来たことはありますが,その後カゼトゲの姿を見たことはありません。☆川水系A場所産2006.5.4

20100418.jpg

偶々訪れた場所で,水路があり,深場がありました。上流部では公共事業の影響で三面護岸化の工事が進んでおり,水は堰き止められ,泥水が流入していました。魚がいる気配がするので,叩いてみたところ,ヤリタナゴに交じり,数匹のカゼトゲが釣れました。残念ながらこの水路はもう完全に三面護岸化しており,魚が住める水深は無くなっており,下流部も暗渠化されているので,絶滅しているものと思われます。D川水系A場所産2010.4.18

R0030683.JPG

近くの湖でもレアな個体です。しかし,一番少ないのはアブラボテだったりするので,これも不思議です。■湖L場所産2012.1.28
Posted by まっち - 2011.02.02,Wed
DSCF7918.JPG

生息地は九州北西部ですが,生息している環境はかなり局所的です。数十匹単位の大きな群れは全く見ることができないので,数も少ないものと思われます。他のタビラ種は,実物を見たことがないので良く分からないのですが,オスの婚姻色が背鰭は赤が強く,尻鰭は白が強く出て,紅白に染まるところが特徴的です。また,深場の個体などを中心に全体的に黒みがかった個体も見られます。釣りの対象魚としては,たなごとしては大型種になるので,釣れると引きもそれなりに楽しめます。また,音に敏感なところがあり,この魚を釣っている時に話しかけられると,誠に申し訳ないですが,相手に対して無愛想になってしまい,無視してしまうことも多くなります(爆)。県内■湖G場所産2010.4.8



H080815.JPG

私の家の近くの湖は代表的な生息地ですが,どうも放流されたものらしく,元々生息していたかどうかは怪しいです。確かに,釣れる場所は,湖か湖とつながりのある水路のみで,生息地の南限とされている川では姿を見たことがありません。県内■湖E場所産2008.8.15



H050821A.JPG

産卵管+腹パンパンですが,追星+婚姻色が出ている性別判定不能の個体です。黒鯛などは大型化すると性転換をするようですが,どうなんでしょうか?県内■湖E場所産2005.8.21
 
   
 
10㎝over個体です。ここは水質が悪く,水深も深いところで,相当なヘドロが溜まっていると思われます。近くに良い水路があり,そこには石貝などがゴロゴロいましたが,3面護岸工事で壊滅し,それに伴い年々たなごは減ってきていますが,未だに少数ですが釣れはしているので,毎年様子を見に来る,思い入れが深い場所でもあります。貝は少なく,産卵に適した場所ではないため,色は今一つの個体ばかりですが,状態は良く,恰幅の良い個体ばかりなので,餌は多いところのようです。県内▲川水系1号水路B場所産2009.5.2
 
 
 
冬仕様の湖産せぼっちです。黒を基調としながらも,ほっぺた付近のパープルが,地味ながらも自己主張しているかのようです。県内■湖E場所産2010.1.18


20100301a.jpg

11cmoverの弩級せぼっちです。あと1ヶ月程後に釣れていれば,物凄い色をしていたに違いありません。県内■湖G場所産2010.3.1

20100801b.jpg

かなり暑い日に釣り上げた個体です。8月ですが,湧水の影響で水温が低いので,婚姻色全開の個体でした。県内■湖O場所産2010.8.1




古い写真が多いようですので,最近のものを貼ります。中九州でも場所によりますが,婚姻色は春先から水温次第では9月頃まで十分楽しめると思います。県内【等差数列】産2016.4.30





2020年2月10日に種の保存法の指定魚種になり,新たに捕獲・採集・譲渡・販売が禁止となりました。罰則規定もかなり重いものになっております。これにより,私も二度と釣ることが出来なくなりました。しかし,生息地の保護等はまともにされているとは言い難い状況で,生息地で普通に釣りをしたり,採集している人を見かけます。県内■湖A場所産2020.2.03




 
 
 
Posted by まっち - 2011.01.31,Mon
  

生息地はほぼ日本全域で,最もメジャーなたなごです。春の婚姻色は大変鮮やかで,尻鰭は真赤に,腹鰭は真黒に染まり,誠に趣深いです。繁殖期ではない時期は,大変地味な色をしていますが,髭の長さで,他の個体とは,おおよそ判別可能です。中九州でも,一般的に見られますが,中九州の中心都市だけにおいては,イチモンジ君の侵入により,極めて稀な品種になっております。アタリも明確で,それなりに型も良くなるので,ウキをポコポコと揺らすアタリは癒しの効果さえ感じてしまいます。◎川水系M水路産.2009.4.30
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/04 かねひら]
[09/20 かねひら]
[05/08 かねひら]
[05/05 かねひら]
[02/21 かねひら]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
まっち
性別:
男性
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者アド
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]